以前はもっぱらコト消費派だったけど、コロナ禍を機にモノ消費に目覚め、今や恐怖の全部消費派になってしまった。結構色々手に入れたなあと思うので、このへんで振り返ってみる。
◾️TASAKI バランスエラリング
初めて認識したのは2019年冬。それまでジュエリーは自分には縁のない物だと思っていたけど、クリーンでモードで潔い佇まいに一目惚れした。
結構な金額なので、買うか買わまいか迷っているうちにコロナ禍へ突入。手洗いアルコール消毒必須のこのご時世、本当に手元に置きたい一品なのか3年悩み続け、その間に他のリングも色々試してみたけど、やっぱりどうしても可愛くて、何でもない平日の仕事帰りにふらっと購入。当時まあまあ仕事を積まれていて、ふと買っても良いかなと思えた。パール特有の照り、ほんのりピンク味を帯びた色が素晴らしくて、ついつい眺めてしまう。
◾️Cartier トリニティリング
こちらはお下がり。平成なりたての頃、祖父母が初めて海外旅行に行ったときに、私の母にお土産として渡した物とのこと。母の鏡台にずっと仕舞い込んであるのを知っていて、一か八かで譲ってと頼んだら、あっさりもらえた。
約100年前に発売されたそうだけど、未だに普遍的で正統派な美しさを放っていて、月並みだけど名品ってすごい。指にはめるときにリングが滑らかに転がっていく感触も楽しい。年代物だからか表面にロゴが入ってない点も好き。
◾️umu ダイヤモンドフルエタニティリング
とあるジュエリースタイリストの方が「リングを買うなら、エタニティと地金」と仰っていて、どちらもなんとなく探していた。
フルエタニティは、楽天市場で良心的なお値段かつ口コミが良い物を見つけて購入。人差し指に単品で着けたり、中指にトリニティリングと重ね付けしたりと愛用中。やや華奢なので、もう少しボリューミーなフルエタニティがあれば重宝しそう。
あとは地金リング…有名どころのブシュロンのクルドパリやショーメのビーマイラブは何度か試着済だけど、もはや何も分からなくなってきて、いったん寝かせてる。ブランドとしてはショーメに惹かれるけど…話が逸れた。
◾️JIL SANDER Thursday シャツ
小物を見ようと店舗に寄った際に目に留まり、その端正で凛とした雰囲気に心を奪われた。が、シャツにこの値段は出せないと試着せずに撤収。その後、未練がましく店舗を覗きに行ったところ、まさかの店舗自体が閉店していた。数年後、別の店舗で奇跡の再会を果たし、今度は迷わず試着。最高に可愛かったので買った。
ものすごくシンプルに見えるけど、自分でアイロンかけるたびに(いいのか？)、ものすごく凝った型だなあと感心する。計算を重ねて削ぎ落とした美に弱い。
◾️Valextra 小銭入れ付き長財布 8カード
近年のミニ財布ブームに反して、一貫して長財布を使っている。自分がミニ財布でレシート整理できるのか、小銭入れを炸裂させたりしないかが心配。というわけで、見た目と実用性を兼ね備えた理想の物を2年弱かけて探し出し、店舗で取り寄せをお願いして8か月待って、ようやく手に入れた。
憧れのブランド、絶妙な色味、細身のサイズ感、自分にとって完璧なお財布だと思っている。長く待ったことだし、長く大事に使いたい。
◾️Cartier パンテール ドゥ カルティエ ウォッチ ミニ
私が 贅沢品含めて生活に彩りを加えてくれる物を買うときは「一目惚れ→自分に似合うか見極める→使うシーンが明確に思い描けるか確認する」という流れが多いのだけど、こちらは一目惚れから始まってないレアなパターン。
元々、ジャガールクルトのレベルソ、カルティエの革ベルト マストタンクのようなクラシカルでアールデコ寄りの腕時計に憧れていた。ただ、どちらも試着させてもらったら、手首にカマボコ板を載せている面白い人になってしまい早々に諦めた。
全く検討していなかったパンテールだけど、試着した瞬間、ブレスレットが吸い付くような感覚で、本体もキラキラで可愛くて、これだ！と思った。その後6か月ほど熟考して、やっぱり欲しくて購入。転職した年だったので、自分への労いのつもり。この時計があるだけで、どんなに適当な服でもお上品風になる。
ひとまず以上。
あとは、黒のツーハンドルの革のバッグ、ネイビーのロングコート、黒のショート丈のダウンが欲しい。ボリューミーなフルエタニティと地金リングも欲しい。黒のローファーと黒のスクエアトゥのブーツも欲しい…欲しい物多いわね。
物欲と上手に付き合って、心ときめくお買い物がしたい！
※画像は各社のサイトからお借りしました。
