贅沢品2023②

我ながら驚きの展開だけど、2023年度2回目のジュエリー購入です! いつもだったら最初に経緯を書くところだけど後回し。

 

◾️購入品

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レポシのリングを買いました! 前回に引き続き、具体名は控えます。

レポシは、弱冠37歳の女性がディレクターを務めるイタリアのジュエラー。モダンでエッジの効いたデザインが特徴。

 

唐突だけど、私の好みは どのジャンルにしても2つの方向に分かれることが多い。ざっくり言うと、シャープな感じとクラシックな感じ。例えば建築。五分五分で好きだな〜。

f:id:lavalse_2:20231109195816j:imageリスボン万博ポルトガル館(アルヴァロシザ) / 迎賓館赤坂離宮(片山東熊)

服装も五分五分で好き。でも結局、機能性重視で8割が前者寄り。ご承知おきのとおり、画像はあくまでもイメージです。本人こんなにスタイルもセンスも良くないので悪しからず…

f:id:lavalse_2:20231110082145j:imagenorc / anayi

ジュエリーに話を戻すと、レポシは圧倒的に前者。自分がよく着る服装の方向性から考えると、レポシのリングを付け足したら、私も、関西人の憧れ「しゅっとした人」に近付ける気がした。まあ正直、レポシのハンサムさを身に纏えば、大抵の人はワンランクかっこよくなれる。実物を手にした今、本当に洗練されたブランド・デザインだなあと改めて魅了されています。

 

レポシは東京にしか店舗がないので、関西在住かつ試着重視の私は、季節によって変わる指のサイズや服装との相性を確認するため、期間を空けて2回東京遠征した。何度行っても大都会の百貨店にはそわそわしたけど、店員さんがいつも明るく親切に接してくださって有り難かった。

雫型のリングは、フランス ノルマンディー地方のアンティフェール岬がモチーフとのこと。過去にノルマンディー地方を訪れた際、大部分(お気に入りはオンフルールとルーアン)には穏やかな印象を受けたけど、激しい潮風に晒されたり、険しい岩壁が目に入ったりして、一筋縄でいかなさそうとも感じた。前知識なくリングの画像を見て、媚びない雰囲気に惹かれ、モチーフを知ってからは、二面性のある土地に想いを馳せて より一層惹かれるようになった。

デザイン面だけでなく実用面でも頼もしい。ラフな服装にも馴染みつつ確実に格上げしてくれるし、手を洗っても雨に濡れても問題なし。母から譲ってもらった最強の万能リング、カルティエ トリニティと双璧を成すほど使いやすい。よくジュエリーは日割計算と言われるけど、一瞬で元を取る自信がある。時期を早めて手に入れて大正解だった!

 

 

そして、なぜ今年度 2つも大物を買った/買えたのか? 当初はブログ冒頭に持ってくるつもりで書き進めていたけれど、まあまあ下世話な内容になったため後回しにした。本来ならお蔵入りにすべきなんだろうけど、私自身、SNSハイブランドを次から次へとお迎えされている方々を見て、貴族なのかな?と思わなくもないので(私だけ?)、備忘録も兼ねて残しておきます。購入理由は主に5つ。

①臨時収入を得たこと

まずは最重要ポイント。約半年前、長い間放置していた古の預金通帳を発掘。全く期待せず記帳したところ、結構まとまった額が入っていた。一応断っておくと、親が貯めてくれていたとかではなく、数年前に自分の貯金を自分の口座同士で移し替えていた模様。記憶力に一抹の不安は残るものの、謎のポジティブさを発揮してラッキーと捉えることにした。

②欲しい物が明確だったこと

贅沢品と一括りに呼ぶけど、ジュエリー、バッグ、時計、インテリア等、カテゴリーは無限にある。その中でも私は、ジュエリー というかリングが特別に好き。なぜなら、身に付けたときに視界に入って嬉しい、ブランド物でも嫌味になりにくい、流行り廃りが激しくない、収納スペースを取らない、維持費がかからない 等々。そして、私が一年以上同じ熱量で恋焦がれたリングは、タサキ、ショーメ、レポシの3つだけ。残るは1つ、いつか必ず揃えたかった。

③価格改定が多すぎたこと

ハイブランド全般に当てはまるけど、昨今の値上げ幅・頻度とも尋常じゃない。単純に自分がターゲット層から外れてきているという話なんだけど、そう遠くない未来に、どれだけ背伸びしても手が届かなくなると感じていた。常に変な焦燥感に駆られており、若干しんどかった。

④消費のバランスを変えたかったこと

私はおそらく生涯未婚なので、周囲よりお金にシビアにならないといけなさそう。そのわりに強欲で、美味しい物も食べたいし、可愛い服も着たいし、健康と美容にも気を配りたいし、芸術鑑賞もしたいし、ヨーロッパ旅行にも行きたいし、それなりの家に引越しもしたい。独身でもできる親/祖父母孝行だってしておきたい。となると、ジュエリー比率を下げるしかないけど、「長期間欲しいと思い続けていて、決断さえすれば手に入る物」を傍目に気持ちを切り替えられなかった。

⑤口実を捻出したこと

今年の夏に、年齢&(プチ)昇格記念でショーメを購入した。後から思うに、私の人生でメモリアルな出来事は稀だし、別々にしても良かった。ただの愚痴だけど、今回の昇格では損だと思うことが多くて疲弊気味。同レベルの役職者も複数いるなかチームで一番面倒で嫌いな業務担当になって最悪だし、指導の仕方も未だによく分からない。セルフ激励でレポシなんて贅沢すぎるけど、一度くらい良いよね。強くなりたい。

 

長々と理由を書き連ねて、理性を保ってお買い物した風を装ってきたけど、初めてレポシのリングを試着させてもらったときは内心ときめきが止まらなかった! これだからジュエリーが大好き! でも購入するのは一区切りかなあ。しばらくは手持ちで充分すぎるほど楽しめそうだし、数年後には価格高騰により雲の上の存在と化してそう…

切ない感じで終わるのも微妙なので、個人的に別枠扱いにしているリングで締めくくります。私がずっと素敵だなと思っているのは、エメラルドカットのダイヤモンドのリング。薬指はもちろん、人差し指や中指に付けても可愛い。自分の手元に置きたいとまでは思わないので、あえて詳しく調べずに別枠へ入れてるんだけど、凛とした雰囲気がすごく好み。

きっかけはコロナ禍だったけど、ジュエリーに興味を持てて良かった。キラキラ見てたら元気が出る!

 

※画像のほとんどは、各社のサイトやInstagramからお借りしました。アルヴァロシザの建築は出典不明です。

 

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